【趣旨】
開宗850年に向けて、浄土宗で設定した開宗850年のキャッチコピー「お念佛からはじまる幸せ」を象徴するシンボルマークを広く一般に募集いたしましたところ、北海道から沖縄までの全国から創意工夫に富んだすばらしい601点の作品をご応募いただきました。
この度、開宗850年シンボルマークを選考し決定いたしましたので、お知らせいたします。
今後、最優秀賞に決定したシンボルマークを活用して、開宗850年をPRしてまいります。
【募集広報】
浄土宗内においては、『宗報(8、9、10月号)』、『浄土宗新聞(8月号)』で募集広報をし、一般には、月刊誌『公募ガイド(8、9、10月号)』、ウェブサイトにおいて、浄土宗ホームページ、『登竜門』、『ロゴストック』、『公募ストック』で7月初旬から10月末日まで広報し募集しました。
●募集期間 平成29年7月10日(月)~10月31日(火)
●募集点数 601点(393人)
【最優秀作品 1点】
<作品コンセプト>
念仏をとなえるイメージを数多く考えてみましたが、他宗との違いを明確にするには850年の長期にわたる法然上人の存在を強く表現することが最もわかりやすく、開宗の起源を多くの方々に再認識して いただく機会にもなると考えました。シンプルな法然上人のシルエットと色使いによって新しさも出しています。(神奈川県・梶塚盛利)
【優秀作品 3点】
<作品コンセプト>
両方の手のひらを合わせて礼拝する合掌をシンボライズし、お念佛する姿を表現しました。(大阪府・多田 巽)
<作品コンセプト>
「お念佛を唱え合掌する手」を基調に平和と平等と幸福の光があふれ出す様子で浄土宗の素晴らしさを象徴的に表現しました。暖色系の色は慈しみ、思いやり、ふれあい、支えあいを温かくイメージしました。現代的で、シンプルで、親しみやすく、多くの人々に長く愛されるデザインです。また、縮小、単色、白黒にも耐えられ、いろいろと多用途な使い方ができる。(青森県・工藤和久)
【佳作 10点】
お念佛を称える手をお浄土に咲くハスの花の形にして「お念佛からはじまる幸」を表しました。(宮崎県・住澤英男)
「合掌」は仏様への感謝。ご先祖様への供養の表現。
少女が手を合わせた美しいポーズによって、仏様の教えが代々にわたり受け継がれてきた事の証しとなり、またシンボルマークをより親しみのあるデザインとなるよう工夫しました。(兵庫県・島原和男)
「合掌礼拝」「飛翔する人々」の姿をモチーフにデザイン化しました。全体で『お念佛からはじまる幸せ』を親しみやすくシンボライズしました。(大阪府・深川重一)
「お念佛からはじまる幸せ」をコンセプトに数珠をモチーフに850年間の歴史、幸せの輪(和)、と浄土宗の広がりと未来へとを含みデザインしました。(東京都・三ツ元二郎)
手を合わせて念仏を唱える姿を、ハート形をモチーフにして表現しています。
その念仏を唱える姿から湧いてくる幸せの円は五行を意味しており明るく親しみやすいシンボルマークとしました。(福岡県・重田克則)
浄土宗の日々のおつとめとゆかりのある 月と仏教の水蓮を組み合わせました。(大阪・上宮太子高等学校 3年 石井友樹)
仏教の象徴である蓮の花を使いました。
そして、知らない人にも、これは浄土宗だ!と分かるように、数珠を描いてみました。(京都・華頂女子高等学校 2年 西野絢咲)
浄土宗の開宗850年の8を横にしてお念佛からはじまる幸せが無限に続いていくようなシンボルマークにしました。(愛知・東海学園大学 4年 水橋梨紗)
幸せに過ごせていることに感謝しています。(大阪府・片岡才香 小1)
平成29年12月3日(日)午後1時~2時 総本山知恩院 古経堂
シンボルマーク応募された全作品の展示会を次のとおり開催いたしました。
開催日程 | 開催場所 |
平成30年 1月 6日(土)~ 31日(水) | 総本山知恩院和順会館 ギャラリー和順 |
平成30年 1月22日(月)~ 4月7日(土) | 大本山増上寺 宝物展示室前ラウンジ |
平成30年 3月23日(金)~29日(木) | 大本山善導寺 |
平成30年 4月 9日(月)~ 11日(水) | 大本山善光寺大本願 |
平成30年 4月20日(金)~23日(月) | 大本山清浄華院 |
平成30年 4月22日(日)~25日(水) | 大本山金戒光明寺 |
平成30年 4月23日(月)~25日(水) | 大本山知恩寺 |
平成30年 7月 4日(水)~ 6日(金) | 大本山光明寺 |