法然上人浄土宗開宗850年~お念佛からはじまる幸せ~ 法然上人浄土宗開宗850年~お念佛からはじまる幸せ~

新命住職研修会

 目 的

教師の生涯において、住職の認証は大きな節目となる。本宗の看板を背負い社会と関わっていく住職として、認証されたこの時期は意志も高い一方で、住職として自身がどのように振る舞うべきか、慣れない寺院運営はどのようにすべきかなど不安もある。

生涯学習の過程においても大切な時機と捉え、教師としての意識向上、住職としての覚悟、代表役員として求められる知識を習得する機会を設定する。

もって開宗850年事業でいう「教師の資質向上」として、住職がその責務を全うするに資することを目的とする。

 

 概 要

本宗において住職とは、教師として教旨を宣布し、檀信徒その他の信者を教化育成し、所属の教師及び寺族の指導に当たる役割と法人の代表役員として、寺院を護持運営する役割、言わば聖俗両面において、当該寺院で最も重要な役割を担い、寺門の興隆と本宗の発展に寄与する義務がある。

本宗教師は、伝宗伝戒道場成満以降、自行化他の実践により経験を積むことで資質の向上に努め、然るべき時機において住職につき、義務を果たしていくことが理想的な姿である。

本事業では、住職として一歩を踏み出した時期において、

①新命住職として、住職たる重責を意識

②檀信徒の教化育成に向けた研鑽

③寺院の代表として社会的責任

を果たすために必要な研修の機会を、新命住職認証奉告式に併せて提供する。

 

 研修会の様子

 

➀ 総本山知恩院御影堂の様子

② 研修会館での講義の様子

③ 付き添いの方の総本山知恩院参拝の様子

 

 事業スケジュール

開宗850年を契機として、現状の任意参加ではなく、新命住職認証奉告式の開催を教師研修会に合わせて増やし、運用上において新命住職の義務的な研修と位置づけることで、ご正当年以降の義務化の空気感を作り、検証期間を設けて実施する。

令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年(慶讃年) 令和7年以降
事業準備期間 事業開始及び周知・随時検証(期間中の受講者には記念品付与) 義務化検証
1開催 2~3開催 4開催 4開催