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浄土宗・増上寺共同申請 増上寺蔵三大蔵 ユネスコ『世界の記憶』国際登録 日本の推薦候補に改めて決定

増上寺三大蔵経電子化


令和5年11月公開 浄土宗大本山増上寺所蔵三大蔵はこちらから

 

浄土宗と大本山増上寺は、増上寺が所蔵する「三大蔵」についてユネスコ『世界の記憶』国際登録にかかる国内申請を令和5年8月25日付で共同申請し、審査委員会による審査を受けておりました。

そして令和5年11月28日、日本の推薦候補として決定されましたのでお知らせします。

本件は2022-2023サイクルでの登録には至らず(ユネスコの結論は「再提出」)、内容を再検討のうえ改めて申請したものです。
今後、11月末に日本からユネスコへ申請書が提出され、令和6~7年頃、国際諮問委員会(IAC)での審査、登録の可否の決定が行われる予定です。
なお、本件に関しては文部科学省からも報道発表等があり、公式サイトにて以下のとおり公表されています。

【文部科学省】ユネスコ「世界の記憶」事業における国際登録(2024-2025登録サイクル)への登録申請案件の決定について

 

※増上寺蔵三大蔵とは

17世紀初頭に徳川家康が日本全国から収集し、増上寺に寄進した、次の三部の木版印刷の大蔵経(総計、約12,000点)の総称。

①中国、南宋時代(12世紀)に開版(版木が作成)された思渓版大蔵経 5,342 帖
②中国、元時代(13世紀)に開版された普寧寺版大蔵経 5,228帖
③朝鮮、高麗時代(13世紀)に開版された高麗版大蔵経 1,357 冊