・目的
法然上人が阿弥陀仏のみ教えを説き示されてから850年。
本事業は、後1千年まで法然上人のみ教えが継承されることを願い、念仏普及の象徴である「源智上人造立阿弥陀如来立像像内納入品 念仏結縁交名」に倣い、4万6千人の念仏及び署名を集めて阿弥陀如来立像安置に合わせて奉納する。
・概要
宗祖法然上人800年大遠忌事業で本宗に請来した源智上人造立阿弥陀如来立像(像内文書含)は、法然上人のすべての人を生死の煩いのない人に生まれかわらせたいという大慈悲心に報いるために建立され、像内には結縁者4万6千人の姓名が納められていた。
令和6年に浄土宗開宗850年を迎える今、今一度、法然上人の恩徳に「真報謝」する想いを、結縁者に倣い4万6千の署名と、法然上人のみ教えである念仏を奉納することで体現する。
本事業の結縁者には宗内役職者や本宗教師並びに寺族はもちろん、檀信徒及び一般大衆、その他宗門校関係者(教師・学生)からも募り、4万6千人に留まることなく、より多くの署名を集めて、法然上人の大慈悲心に報い奉る。
<収集方法>
・他の開宗850年事業において、特設ブースを設置して署名を収集する。(21,500人)
(1)浄土教展(京都)4,000人(東京)4,000人(九州)4,000人
(2)三大蔵経の電子化シンポジウム(京都)500人(東京)500人
(3)総大本山での記念法要4,000人(500人/山※職員含)
(4)「お念仏からはじまる幸せ」の集い4,500人(500人×9会場)
・宗内行事(関係者)において、特設ブースを設置して署名を収集する。(1,294人)
(1)宗議会70名(2)教区長教化団長会議94名(3)宗務庁職員80名(4)総研研究員70名(5)各種団体980人(70人×14団体)
・八総大本山の各種行事において、特設ブースを設置して署名を収集する。(30,000人)
(1)除夜の鐘10,000人(2)御忌10,000人(3)詠唱奉納大会10,000人
・全寺院へ協力依頼を行い、法要行事の際に檀信徒の署名を収集する。(350,000人)
(1)7,000ケ寺檀信徒
・その他、宗門校卒業式や高等講習会・総合学術大会・新命住職奉告式研修会などの会場にて収集し、4万6千人以上の署名を収集する。
・実施スケジュール
令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | 令和6年(慶讃年) |
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