※ご寺院様各位 当事業にご協力をいただきましてありがとうございます。以下、赤字箇所が当初予定から変更となっておりますのでご確認のほどお願いいたします。
1.事業目的 |
浄土宗開宗850年を迎えるにあたり、全国各地、世界各地の浄土宗檀信徒に開宗のみ心を伝え、次代へお念仏のみ教えをつなげることを目的とする。
法然上人が修学された青龍寺から法灯をつなぐことで開宗850年への機運を高めるとともに、浄土宗開宗より脈々と引き継がれてきたお念仏のありがたさを改めて実感していただくことを目指す。
2.概要 |
法然上人が開宗に至るまで行学を修めた青龍寺より比叡山を下り、東山吉水の地にて念仏弘通の生活を営む中で、全国へと法然上人のみ教えが広まっていき、最期大谷の禅房にて入寂された足跡をたどるべく、法然上人のみ教えを法灯に託し、全国・世界各地の浄土宗檀信徒へ法灯をリレーする。
まず青龍寺にて法然上人の行学を追体験すべく全国浄土宗青年会が別時念仏会を行い、法然上人のみ教えの証として法灯を頂き、開宗のみ心に思いを馳せて知恩院まで念仏行脚を行う。
そして知恩院にて法灯を迎え、御影堂の法然上人の御前に献灯し開白法要を勤める。さらに知恩院にて全国47教区教区長並びに海外開教区・開教地代表者へと分灯し、各教区より組・寺院・檀信徒へとリレーする。
全国・世界へ法灯が弘まった証として、檀信徒に署名いただいた令和版結縁交名を集め、一宗法要に併せて結願法要を勤める。なお、令和版結縁交名は源智上人造立阿弥陀如来立像に奉納する(奉納の詳細は検討中)。
3.企画内容 |
【開催日】令和5年5月9日(火) ※令和5年度全国教区長・教化団長会議と同日
《青龍寺から知恩院へ》 |
① 青龍寺別時念仏会(開始:午前7時)
法然上人が立教開宗の決意を固くされた青龍寺にて令和版結縁交名・記念品をお供えし、法然上人の行学を追体験するために、別時念仏会を行う。
【行程】
青龍寺へ移動後、早朝より30分程の別時念仏会を勤め、お導師から法灯をいただく。
【参加予定】
宗務総長・宗務役員・全国浄土宗青年会・浄土宗青年会有志
② 青龍寺~金戒光明寺~知恩院念仏行脚(出発:午前8時)
法然上人への報恩感謝の心を込め、分灯された法灯を頂き、令和版結縁交名・記念品を携え、法然上人の開宗のみ心に思いを馳せて金戒光明寺を経由して知恩院まで念仏行脚を行う。
【行程】
宗務総長より全国浄土宗青年会理事長へ法灯を分灯、理事長以下数名は吊灯篭を持ち、他数十名は令和版結縁交名等を携え念仏行脚する。
【参加予定】
全国浄土宗青年会・浄土宗青年会有志
③ 法灯リレー開白法要(開始:午後3時)
知恩院にて法灯を迎え、御影堂の法然上人の御前に献灯し法要を勤める。
【行程】
知恩院役職者が出迎え、全浄青理事長より法灯を受け、法然上人の御前に献灯し、30分程の法要を勤める。
【参加予定】
浄土門主猊下・宗務総長・宗特別職・知恩院執事長・知恩院執事・教区長・海外開教区代表者・教化団長・浄土宗開宗850年慶讃委員会委員・全国浄土宗青年会・浄土宗青年会有志
《法灯を各教区へ》 |
④ 法灯の分灯(開白法要内)
青龍寺よりつながれた法灯を全国47教区・海外開教区・開教地へ分灯する。
【行程】
猊下(あるいは宗務総長)より御前の法灯を各教区長に分灯する。各教区長は吊灯篭に法灯を頂く。これをもって各教区へ法灯がリレーされたこととし、分灯された吊灯篭を持ち帰ることは困難なため、み教えの証としての令和版結縁交名・記念品とともに各教区へ配送する。
【参加予定】
浄土門主猊下・宗務総長・宗特別職・知恩院執事長・知恩院執事・教区長・海外開教区代表者・教化団長・浄土宗開宗850年慶讃委員会委員・全国浄土宗青年会・浄土宗青年会有志
《各教区から檀信徒へ》 |
⑤ 各教区から檀信徒へのリレー(実施期間:令和5年5月~)
各教区へつながれた法灯を各組・各寺院・檀信徒へリレーする
【行程】
各教区へ吊灯篭・リーフレット・令和版結縁交名・記念品を配送(令和5年5月中旬)。各教区から各組・各寺院・檀信徒へのリレーについては、モデルケースを提示するにとどめ、実際のリレー方法は各教区の裁量に一任する。またモデルケース別の差定や表白を各教区内寺院に配布する。
【参加予定】
教区・組・寺院・教区浄土宗青年会
※下記モデルケースを組み合わせながら、各教区の裁量にて檀信徒までリレーする。
【モデルケース例1】
教区主催の法灯リレー開白法要(分灯法要)にて吊灯篭より御本尊(法然上人)へ献灯する。御本尊(法然上人)より法灯を頂き、各組へ分灯、組主催法要にて各寺院へ分灯、各寺院にて法灯リレー法要を開催し、リーフレット・令和版結縁交名・記念品を配布する。
【モデルケース例2】
教区檀信徒大会に法灯リレー法要を併修する。各組以下の法要は特別に行わず、各寺院から檀信徒へのリレーは、定期法要などでリーフレット・令和版結縁交名・記念品を配布する。
【モデルケース例3】
教区主催・組主管の法灯リレー法要を各組で行い、各寺院では別時念仏会や慈悲つむぎ法要を通して檀信徒へリレー、リーフレット・令和版結縁交名・記念品を配布する。
⑥ 令和版結縁交名署名(配布:令和5年5月/回収:令和6年3月まで)
各寺院住職が檀信徒に法然上人の開宗のみ心を伝えるとともに、念仏・署名していただくことで開宗より850年脈々と引き継がれてきたお念仏のありがたさを再認識していただく。
【行程】
令和版結縁交名の奉納方法として、各寺院が令和版結縁交名を令和5年度中に回収し教区を通じ宗務庁へ送付、最後に源智上人造立阿弥陀如来立像に奉納。
⑦ 法灯リレー結願法要(実施:令和6年5月予定)
青龍寺よりいただいた法灯が全国・世界の檀信徒へ弘まった証として、入寂の地である知恩院にて法灯リレー結願を報告する。
【行程】
令和6年度全国教区長・教化団長会議に併せて法灯リレー結願法要を勤める。
【参加予定】
浄土門主猊下・宗務総長・宗特別職・知恩院執事長・知恩院執事・全国浄土宗青年会・浄土宗青年会有志
4.実施までのスケジュール |
令和4年5月中旬 教区長会議、全浄青理事総会終了後、各教区へ法灯リレーリーフレット(令和版結縁交名・記念品含)申込書の送付
以 降 各教区にて教区内法灯リレー実施に向けての企画準備
令和5年1月末日 教区から宗へ法灯リレーリーフレット必要部数の申込期限
令和5年5月9日 教区長・教化団長会議後に法灯リレー開始(開白法要)
以 降 各教区へリーフレット一式を配送、檀信徒へリレー、令和版結縁交名署名
令和6年3月末日 令和版結縁交名回収期限
令和6年5月8日 法灯リレー結願報告(結願法要)
時期未定 源智上人造立阿弥陀如来立像に令和版結縁交名奉納